糖質制限を意識するみなさんであれば、ファミリーマートで見かければ、手に取って栄養成分を確認したことがあるでしょう。
ファミリーマートと糖質制限を推奨するスポーツジムのライザップが展開する『ファミマでライザップ』から、今回はカップラーメン『野菜たっぷりちゃんぽん』を紹介したいと思います。
目次
ファミマでライザップ『野菜たっぷりちゃんぽん』
歴史の深い即席麺『チャルメラ』や人気カップ焼きそばの『一平ちゃん』でお馴染みの大手メーカー『明星』の協力も得ているようで、安心できますね。
商品パッケージからは、ネーミング通りにたっぷりの野菜が入ったちゃんぽん麺のように見えます。
さらに『麺』もしっかりと映り込んでいることから、いまいち糖質量の予測が難しいですね。
早速、栄養成分、原材料を見ていきましょう。
ファミマでライザップ『野菜たっぷりちゃんぽん』栄養成分(糖質量、カロリー)、原材料、価格
294kcal たんぱく質 9.1g 脂質 8.7g 炭水化物 57.4g
炭水化物 57.4g(糖質 32.3g 食物繊維 25.1g)
糖質 32.3g ・・・
ひどいな、こりゃ・・・
カロリーは、294kcal と、普通のカップ麺よりは低く仕上がっているようですが、糖質 30g オーバーとは・・・
ちなみに、日本で一番有名なカップ麺、日清のカップヌードルが、
日清カップヌードルとの比較
カップヌードル(しょうゆ味)
351kcal たんぱく質 10.5g 脂質 14.6g 炭水化物 44.5g
カップヌードル(シーフード味)
323kcal たんぱく質 9.8g 脂質 11.2g 炭水化物 45.8g
このような栄養成分です。
野菜たっぷりちゃんぽん 糖質量 32.3g
カップヌードル 糖質量 約45g
と、25%くらいは糖質がカットできていますが、糖質制限的には屁のツッパリにもなりません。
これでお値段、237円(税込)とは、かなり厳しいですね。
続いて原材料としては・・・
ファミマでライザップ『野菜たっぷりちゃんぽん』原材料
麺に食物繊維を練り込むことで、麺の糖質を抑えるという、一般的な低糖質商品の加工がされていますね。
正直、この栄養成分では食べる気は起きません。
一日の目標糖質摂取量を、30g(結局 50g くらいは糖質を摂っちゃっていますが)に想定している私は、これ一つで瞬殺されてしまいます。
とも考えましたが、今夜軽く有酸素運動をする約束を自分自身と交わして、一応食べてみることに決めました。
ファミマでライザップ『野菜たっぷりちゃんぽん』実食、レビュー
後入れの調味油を付けるくらいなら、もう少し糖質を減らす努力をしてもらいたいものです。
調味油を取って開封すると・・・
野菜たっぷり って強調するほど入ってますかね・・・?
まぁ、お湯を含めば多少は膨らむとは思いますが、どうでしょうか?
では、お湯を注いで、5分待ちましょう。
お湯で戻しても思ったより具の量は増えませんでしたね。
では、まずはスープから・・・
・・・・
・・・・
・・・・
薄っっっ!!!
一応、低糖質商品ということで薄味なのを想定して、あえてお湯を少なめに入れておいたはずなのに、それでも薄いですわ・・・。
麺の方は・・・
あぁ・・・
これね。
やっぱりね・・・・。
食物繊維分を多く含む商品のあるあるですが、味が絡みにくい麺ですね。
それに加えてこの薄味のスープですからね。
正直、食えたもんじゃありません。
これなら、糖質ゼロ麺を自分でアレンジして食べる方がはるかに美味しいですね。
残念ながら、リピートどころか、完食さえ厳しいレベルで不味いですね。
ファミマでライザップ『野菜たっぷりちゃんぽん』SNSでの評判、口コミは?
驚いたことに意外と評判がいいんですよ・・・。
失礼ですが、上から言わせていただきます。
低糖質で美味しいものって、もっともっといくらでもありますよ。
ダイエットだからと言って、美味しい食事を放棄していては、長続きしませんよ。
私なら、これを食べるくらいならということで、類似商品を難点か紹介します。
ファミマでライザップ『野菜たっぷりちゃんぽん』を食べるくらいなら、これを食え!
セブンイレブン 一日分の野菜!ちゃんぽんスープ(麺なし)
麺はなく、具材のみですが、スープも濃厚で目茶苦茶美味しいです!
しかも糖質量は、11.0g です。
続いて、
すき家『ロカボ牛麺』
外食ならば、こんなのはどうでしょう?
これでも、糖質 23.6g ですからね。
ファミマでライザップの糖質量、23.2g がどれほど多いかわかりますよね。
さらには・・・
紀文糖質ゼロ麺(スープ付き)
これらの商品の方が圧倒的に低糖質ですし、美味しくもありますよ。
詳しくは、参考記事からご覧ください。
まとめ
ファミマでライザップシリーズですが、正直私的にはハズレが多いです。
残念ながら今回は、今までで最悪レベルの商品でした。
ジムにおいては糖質制限を実践し、会員さんには厳しい食事管理をすることで有名なライザップですが、ファミマでライザップでは、また違ったコンセプトで商品開発しているのでしょうかね。
この記事を読んでくださったみなさんは、糖質制限中だからと、食事を楽しむことを忘れず、美味しい低糖質商品を探して、糖質制限ダイエットを楽しみましょう。
最後に、散々酷評してしまいましたので、お詫びに、ファミマでライザップで美味しくて成分的にも納得できた商品の記事を紹介しておきますね。