これまでに低糖質なヨーグルトは二度ほど紹介していますが、今回は、ヨーグルトはヨーグルトでも、飲むヨーグルトを紹介したいと思います。
あるようでなかった飲むヨーグルトの低糖質商品ですが、どれほどの糖質量、美味しさを実現できているのでしょうか?
目次
『十勝 のむヨーグルト (糖質55%オフ)』
スーパーなどの乳製品コーナーでは、かなり幅を利かせている『飲むヨーグルト』ですが・・・
日清から発売されている、『十勝 のむヨーグルト』はご存知でしょうか?
プレーンタイプだけでなく、
ブルーベリー、みかん、(画像にはないですが、いちご)など、バリエーションも豊富で、人気のシリーズですが・・・
おやおや、画像右側に『糖質off』と書かれた商品がありますね。
この言葉を見つけると、テンションが上がっちゃうんですよね♪
早速レジに走り、購入しました。
『十勝 のむヨーグルト (糖質55%オフ)』の成分表示
では、肝心の糖質量を見てみましょう。
左が普通の『のむヨーグルト』、右が糖質オフタイプになります。
糖質量 12.7g/100g に対して、糖質オフタイプは・・・
4.6g/100g
と、表記通り約55%オフになっていますね。
砂糖ではなく、糖質オフ飲料によく使用される甘味料(アセスルファムK、スクラロース)により、低糖質を実現しているようですね。
しかも、原材料に砂糖は記載されていません。
正直な話、全く砂糖が使われていないと味に障害が出てしまうパターンが多いのですが、大丈夫でしょうかね・・・?
また、糖質、糖類と別々に表記されていますが、その話はここでは省略します。
※糖質と糖類のまぎらわしい違いについては、こちらの記事で詳しく解説していますので、不安な方はご確認ください。
『十勝 のむヨーグルト (糖質55%オフ)』 レビュー
では、いただいてみましょう。
コップに注ぐときに嫌な予感がしました・・・。
画像ではわかりづらいかもしれませんが、ちょっとサラサラしすぎてます。
ヨーグルト独特のドロドロ感が全くありません。
色もなんとなく薄いような・・・
一口飲んでみますと・・・
薄っ!
ちょっと大袈裟ですが、あなたのイメージ上の『飲むヨーグルト』として飲めば、このようなリアクションになってしまうでしょう。
夏休みの昼下がり、麦茶と思ってぐびっと飲んだら、素麺のツユだった時に近い衝撃が走るかもしれません。
味的には、ヨーグルトというより、薄めのカルピスに近い感じでしょうか。
ヨーグルトの『コク』みたいなものが皆無ですね。
これで、糖質が、4.6g/100g もあるのなら、私はこれを飲みます。
右から二番目の、ゼロ・カルピスです。
味はかなり近いと思います。
しかも、カロリーゼロ、糖質ほぼゼロですからね。
正直、今回の『十勝 のむヨーグルト 糖質オフ』は、残念ながら私的にはハズレでした。
まとめ
『十勝 のむヨーグルト 糖質オフ』 は、かなりの薄味で残念な結果に終わりましたが、実際のところ、低糖質商品には『よくある話』なんです。
糖質を抑えるために砂糖を一切使っていなかったり、コスト削減のために、甘味料や糖アルコールのブレンド(バランス)が中途半端になっていたりで、ただただ薄味になってしまっている商品は意外にたくさんあります。
そりゃそうですよね。
カルピスだって、原液が濃ければ糖質量は増えますし、薄ければ糖質量は減りますからね。
イオン・トップバリュー の低糖質スムージーなんかも、そうでした。
※イオン トップバリュ 低糖質スムージー についての記事はこちら
しかし、糖質と美味しさのバランスって、難しいものですね。
糖質を増やせば美味しくなるのは当たり前ですが、その糖質の摂取量を厳密に管理するのは、いくら日本を代表する大手食品メーカーでも難しい話なのでしょう。
昨今の糖質制限ブームにより、栄養表示(どれだけ糖質が少ないか)すらも、広告の一部のようになっていますからね。
続々と低糖質商品が発売されている今、あなた好みの低糖質商品に出会えるまで少々遠回りになってしまうこともあるかもしれませんが、このブログが少しでもあなたの糖質制限ダイエットのお役に立てることを祈っております。
では、また次回。
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