糖質制限ダイエットを成功させるポイントとして、まず挙げられることは、お酒との付き合い方でしょう。
飲酒による糖質制限への弊害や、筋肉の維持・発達への悪影響などについては以前お話しましたが、やっぱりたまには飲みたいですよね。
我慢のしすぎでストレスを貯め込んで挫折するくらいなら、糖質制限のルールを守りながら、お酒を楽しもうじゃありませんか。
ウィスキーや焼酎などの蒸留酒には糖質は含まれていませんし、
今では発泡酒や缶チューハイにも糖質を抑えた商品は、いくらでもありますよね。
ですが、問題は『おつまみ』ですよね。
会食や飲み会などでは、おつまみはシェアするのが一般的で、低糖質な品ばかり食べるわけにもいきません。
だったら、家で飲もう!とは言っても、一人分のおつまみを作るには、逆に高くついてしまいますよね。
ということで、コンビニで低糖質なおつまみを探してきました!
おつまみとしてだけでなく、食事としても満足できる商品ですので、参考にしてみて下さいね。
目次
セブンイレブン 超低糖質おつまみ
では、今回はこちらのセブンイレブンの厳選低糖質おつまみを3品紹介します。
早速、一品ずつ栄養成分、原材料を見ていきましょう。
柚子胡椒で食べる!豚もやし
ちょっと油が多そうですね。
遅い時間にお酒と食べるのはどうでしょうか?
気になる栄養成分は・・・
179kcal たんぱく質 9.0g 脂質 11.6g 炭水化物 13.0g(糖質 6.4g)
まぁ、このくらいなら許容範囲ですかね。
ポン酢はすでに掛けられているタイプで、小袋が付属されているわけではありません。
ポン酢を別に分けてくれていれば、低糖質なポン酢を使うことで、もう少し低糖質にできるんですけどね。
低糖質ポン酢を使えば、6.4g の糖質量を、5g くらいにはできるでしょう。
最初からポン酢をかけているなんて、余計なことをしてくれたもんだす。
しかも、もやしから出た水分でポン酢の味は薄まり、お酒のつまみとしては、少しパンチに欠けていますね。
ですが、意外と食べ応えがあり、上々の仕上がりですね。
では、次の品にいってみましょう。
砂ずりポン酢
噛み応えがあって、脂質が少なく、どんなダイエットにおいても重宝される食材、砂ずりを使った商品です!
砂ずりポン酢を掛けてたべるだけの話ですから、結果はある程度見えていますが、成分の方を見てみましょう。
150kcal たんぱく質 30.5g 脂質 2.3g 炭水化物 1.9g(糖質 1.5g)
薬味として上に載っているネギや唐辛子はほんの少量ですし、砂ずりには糖質はありませんので、この 1.5g は、ポン酢だけの糖質量と考えていいでしょう。
こちらの商品は、ポン酢は後から掛けるように分けてくれていますので、これが使えますね。
そうすると、糖質量は軽く 1g 未満に抑えられちゃいますよ。
味の方は、しっかりと噛み応えがあり、美味しいのですが・・・
商品名の『砂ずりポン酢(大盛り)』とあるように、結構な容量です。
容量は記載されていませんが、たんぱく質が30g以上含まれていると考えると、約150gくらいはありますね。
※脂質の少ない肉のたんぱく質量は、だいたい 20g/100g くらいです。
正直、一人で完食するには、アゴは疲れますし、味にも飽きてしまいます。
今回は『大盛り』の方を紹介しましたが、半分くらいのサイズの同じ商品もありますので、私としてはそちらをオススメしますね。
続いて、3品目にいきます。
お肉たっぷり 浪花の肉吸い
3品目は『お肉たっぷり 浪花の肉吸い』になります。
ネーミングが少々面倒くさいですね・・・。
一般的な『肉豆腐』と考えて問題ありません。
では、栄養成分は・・・
163kcal たんぱく質 14.9g 脂質 9.1g 炭水化物 5.8g(糖質4.9g)
糖質4.9g は、まずまずの数字ですね。
ですがそれ以上に気になる数字が・・・
そうです。たんぱく質 14.9g です。
豆腐はほんの小さな一切れしか入っていませんし、牛肉もわずかです。
肉と豆腐だけのたんぱく質量は、正味 5gちょっと くらいじゃないですかね。
残りのたんぱく質は、ゼラチンによるものだと考えられます。
温めたら溶けて、スープ状になる、あのゼリーみたいにプルプルしたゼラチンです。
ゼラチンとは、コラーゲンを加熱して抽出した成分で、たんぱく質が主成分になりますので、表記としては問題ないのですが、糖質制限に励み、食べ物に気を使っているあなたは、汁まで全部飲みますか?
私は絶対に飲みません。
飲み干そうものなら、塩分、保存料など、大量に摂取してしまうことにもなりかねませんし、味の濃さから考えると、汁だけでも 2~3g くらいの糖質がありそうですからね。
ですから、たんぱく質については、数字そのまま(14.9g)を摂取したとは考えないように注意してくださいね。
※コラーゲン自体は、お肌や髪の毛、爪など美しくする効果があると言われている素晴らしい成分ですので、違った食物(サプリメントやお肉やゼリー)から摂取しましょう。
また、その逆に、汁を飲まなければ、多少の糖質はカットできたと考えられるでしょう。
このように、牛肉はわすかにスープに浮かんでくる程度です。
豆腐はこれっぽっちです・・・。
味は確かに美味しいですが、ボリューム的には物足りなく、おつまみとしては、少々残念ですね・・・。
汁を飲み干せば、満足度はかなり上がるでしょうが、それはやはりオススメできませんね。
というわけで、今回は以上の3品をお届けしました。
まとめ
今回紹介したセブンイレブンの低糖質おつまみですが、好みの品はありましたか?
数字的にはどれも優秀な低糖質商品だと思います。
家で食べる場合は、自分流に具材を加えたり調味料を代えたり、アレンジできるのも、いいですよね。
もちろん、おつまみとしてだけでなく、私は立派なメインディッシュとして食べることもあるくらいPFCバランスも優秀な仕上がりになっています。
また、お酒のおつまみメニューは、基本的に濃い味付けのものが多く、自然と糖質量も多くなりがちです。
そんななか、栄養成分を開示しているのは大手居酒屋チェーンくらいで、その他の個人店などでは、全く情報はありませんよね。
そのため、糖質摂取量はあいまいな推測値になってしまいます。
ですが、このように、おつまみにありそうなメニューの栄養成分を日頃からチェックしていれば、メニュー表の写真を見るだけで、ある程度の糖質量は予測できるようにもなっていきますからね。
様々な商品の栄養成分表示を確認して勉強しながら、あなた好みの最強低糖質おつまみを探してみるのも楽しいと思いますよ。