風の強い寒い日が続きますが、こんな日にはおでんでもつつきたくなっちゃいますよね。
カロリーや糖質を表記するコンビニおでんの普及によってか、今やヘルシーで低糖質なメニューとして認知されたおでんですが、あなたが食べているおでんは、本当に低糖質なものですか?
今回は、様々な人気の具材を例に挙げながら、糖質制限的に適したおでんの具材を検証していきましょう。
目次
おでんのスープは糖質が多い?地方によってかなりの差が・・・
おでんは郷土色が強いメニューのため、つゆもその土地土地で様々ですよね。
基本的に東日本では濃い味付けのつゆで、西日本は薄味なつゆで煮込まれていますよね。
もちろん糖質制限的には、薄味(西日本風)をお勧めします。
名古屋のおでんなんかは、八丁味噌を多く使った甘辛い味付けだそうで、糖質制限中には避けたいとことですね。
また、最近はコンビニでおでんのタレなるものが置かれていますが、まぁ付けたとしてもからしやマスタードにしておきましょう。
柚子胡椒ならけっこうですが、味噌だれなんて糖質だらけですので、うっかり付けて食べないようにしてくださいね。
おでん 具材別糖質量 NG具材
さでは、具材の話に入りましょう。
まずは、NG具材をざっくり挙げていきますね。
ちくわ、さつま揚げ、ごぼう天などの練り物(魚のすり身)には繋ぎとして加工でん粉や小麦粉が多く使われていますので全滅です。
関東おでんの定番具材であるちくわぶ(小麦粉・水・塩を合わせて練ったもの)や、はんぺん(魚のすり身に卵白や山いも、でんぷんなどを加えたもの)も、もちろんアウトです。
人気メニューで糖質の多い具材はこのあたりになりますね。
では、低糖質なOK具材を挙げていきます。
おでん 具材別糖質量 OK具材
大根、卵、白滝などのこんにゃく類、大豆由来の厚揚げ、がんもどき、牛すじ肉などの人気具材は、どれも低糖質で問題ありません。
上の画像にある、関西地区のおでんには欠かせないと言われる、タコなんかも低糖質でいいですね。
コンビニおでんによって人気となったロールキャベツやウィンナーなんかも大丈夫ですね。
ロールキャベツなら、冷凍食品の小振りなもので、糖質約3g/1個 くらいですし、ウィンナーは商品によって糖質量は様々ですが、低糖質ウィンナーの代表格、『燻製屋』などの商品なら、楽々OKです♪
ですが、特に注意が必要な物もあります。それは・・・
がんもどき なんです・・・
がんもどき選びには気をつけろ!商品によっては糖質に大きな差が・・・
おつゆがしかり染み込んだ熱々のがんもどきって、美味しいですよね。
大豆由来で低糖質、高タンパクな糖質制限にもってこいの食材ですが、がんもどきは、商品によって、大きく糖質量に開きがあります。
まずは、これが私がおでんを作る時に使っているがんもどきです。
糖質1.4g/100g 内容量の表記はありませんが、だいたい 100g/1枚 くらいですので、一枚食べても糖質摂取量は、1g台で抑えられちゃいます。
ですが、がんもどきと一言で言っても、色々あるんですよ。
こちらの商品をご覧ください。
このがんもどきは、糖質5.9g/1個(39g)と、かなり糖質が多いですね。
しっかりした食感やモチモチ感を出すためか、かなりの量の加工でん粉が使われているようです。
続いては、こちら・・・
こちらの商品は、糖質量14.8g/100g と、最初に紹介した低糖質な商品の、なんと10倍以上の糖質が含まれています。
理由としては、パッケージ右側の『お魚入り』というのが問題でしょうね。
おそらく、魚のすり身を混ぜ込んでいるのだと思われます。
魚のすり身だけなら糖質はほぼゼロですが、つなぎとして多くの加工でん粉や小麦粉などが使われているため、糖質量が高くなってしまうのでしょう。
何度も言っていることですが、商品の栄養成分表は必ず確認してから購入するようにしましょうね。
また、がんもどきほどは糖質量に開きはありませんが、厚揚げ選びにも注意が必要です。
厚揚げについてはこちらを参考にしてください。
では、次回は実際に私が作って食べている低糖質具合のみのおでんを紹介しますので、楽しみにしていてくださいね。