目次
ミルクボーイのM-1制覇により、コーンフレークが再注目
2019年のM-1グランプリは、『ミルクボーイ』が見事に優勝を飾り、一躍脚光を浴びましたね。
そんななか、もう一つ社会現象となるほど注目を集めているものがありますね。
そうです。
ミルクボーイの漫才のネタで連呼された『コーンフレーク』です。
M-1翌日には腕組みしたトラでお馴染みの、コーンフレークの最大手メーカー『ケッログ』から、ミルクボーイにコーンフレーク一年分が贈呈されたり、スーパーではコーンフレークが飛ぶように売れ、姿を消しているお店も目立つようです。
ミルクボーイさんの #M1グランプリ 優勝を祝福して、ケロッグ #コーンフロスティ 1年分をプレゼントしたいと思います🥣‼️
— ケロッグ (@KelloggsJP) December 23, 2019
中華の回転テーブルの遠心力には敵わないけど、ミルクと一緒に食べてね🥛🐯
改めましてM-1優勝おめでとうございます🎊 pic.twitter.com/b2JTO965xG
近年、軽い朝食の世界では、完全にグラノーラやスムージーの勢いに押され、鳴りを潜めていたコーンフレークですが、これを機に巻き返してくるかもしれませんね。
ですがみなさん、ぶっちゃけ、コーンフレークとグラノーラの違いをご存じですか?
また、糖質制限的にはいかがなものなのでしょうか?
徹底的に検証していきましょう。
コーンフレークとグラノーラの違いとは?
コーンフレークとは?
コーンフレークとは読んでそのまま、コーン(とうもろこし)のフレーク(薄いかけら)ということで、主にトウモロコシの粉を加熱して平たく圧縮して、食べやすい小さなサイズに加工した食品です。
フレークという言葉は、まぐろフレーク、しゃけフレークなど、ほかの食品にも多く使われていますね。
基本的にコーンフレークは砂糖やシロップなどで甘く味付けされており、チョコレートをからめたチョコフレークなども定番のひとつですね。
グラノーラとは?
対してグラノーラとは、小麦、玄米、燕麦、とうもろこしなどの穀物、ココナッツなどを主原料としています。
これらの穀物類をメープル、はちみつ、砂糖などで甘く味付けし、植物油と混ぜてオーブンで焼いた食品です。
商品によっては、ドライフルーツやナッツが加えらることも多くあります。
コーンフレークとグラノーラの違いは?
ということで、二つの大きな違いとしては、コーンフレークがトウモロコシを主原料としているのに対して、グラノーラは、麦や玄米、燕麦などを主原料としているという点です。
また、シリアルという言葉もよく耳にするでしょうが、シリアルとは、穀物または穀物の加工食品の総称で、コーンフレークもグラノーラも、オートミールなどもシリアル食品ということになります。
それぞれの栄養成分 糖質が多いのはコーンフレーク?グラノーラ?
栄養成分としては、どちらも食物繊維を豊富に含んでいますが、穀物を主原料としていますので、当然糖質も多く含まれています。
コーンフレークの糖質量
ミルクボーイが言っていた通り、五角形が大きいですね(笑)
糖質量は、26.3g/30g(1食分) と、ほぼ糖質の塊ですね。
ビタミンや鉄分などのミネラルは豊富ですが、意外と食物繊維量はパッとしません。
牛乳をかけていない、そのままの状態でこれですので、糖質制限的には完全にアウトです。
グラノーラの糖質量
次に、スーパーで一番目立つ場所に陳列された『フルーツグラノーラ』の成分を見てみましょう。
糖質 35.8g/50g(1食分)
原料の違いで、1食分の量も異なりますが、同じくグラノーラも圧倒的に高糖質食品と言えるでしょう。
糖質制限中には、まず手が出ない食品ですね。
ですが、コーンフレーク商品にはなくて、グラノーラ商品にはあるものがあるんです。
それは・・・
グラノーラには、脂質オフ、糖質オフなどの商品が多く発売されており、糖質的にも期待できる商品もありました。
色々なタイプのグラノーラ
写真右側の商品は、脂質が50%カットされています。
ですが、ぶっちゃけグラノーラって元々脂質は多くありませんので、こんなにアピールされても・・・ って感じです(笑)
続いて、たんぱく質量を売りにしたタイプも開発されています。
こちらは鉄分やビタミンの豊富さを押し出していますね。
貧血気味だったり、血液が薄い女性をターゲットにした商品ということでしょう。
やっときました!
いよいよ糖質オフ(25%)商品です!
糖質 18.9g/50g(1食分)
甘い味付けを糖アルコールや甘味料で補い、原料となる穀物の配合を変えるなどで、糖質を抑えているようです。
ですが、これではまだまだですよね・・・
では続いて、もう少しレベルを上げて、糖質30%オフ です。
糖質 16.7g/50g(1食分)
こちらはイオンのトップバリュ商品ですが、もうひと頑張りして欲しい糖質量ですね・・・
私がスーパーなどを巡ってみた結果がこんな感じでした。
コーンフレークについては、とうもろこしが主原料という前提がありますので、糖質カットは難しい問題になってくるんでしょう。
一方、グラノーラは、麦、燕麦、玄米げん、とうもろこしなどの穀物を原料としますので、その配合によって、ある程度の糖質量の調整が可能ということだと思われます。
また、原料に大豆を使うことで、糖質量を抑えている商品もあるようですね。
ネットで見つけた!さらに低糖質なグラノーラ
スーパーでは、イオン・トップバリュの 糖質30%オフ が最低糖質商品でしたが、ネットではこんな商品もありました。
なんと、糖質 8.6g/40g(1食分)!
大豆を多く原料として使い、糖アルコールにより甘みを付けることで、60%オフを実現しています。
お味の方も、かなり上々のようです。
糖質オフ商品に対してはネットのレビューでは手厳しい意見が多いものですが、かなりの高評価が付けられています。
他のグラノーラに比べて割高ですが、ここまで糖質オフのグラノーラはないので重宝しています
豆の歯応えがとてもあるので、しっかり噛むことで満足感が得られます
このような声が多くあり、間違いのない商品のようです。
ですが、もう一つ問題があります。
確かに糖質量は少ない・・・
でも、これに牛乳をかけるとなると・・・・
ってなっちゃいますよね。
そこで、登場するのがこれです!
グラノーラには牛乳じゃなくて、これをかけよう!豆乳グルト!
これです!
豆乳グルトです!
ほぼ糖質ゼロに近いヨーグルトなんですね。
健康、美容効果も期待できる大豆イソフラボンもうれしいところですね。
詳しくはこちら
リピーターになること、間違いなし!糖質制限中も食べれるヨーグルト、その名も、豆乳グルト
これで、晴れてグラノーラデビュー
朝ごはんって、なかなか時間がなくて食べられないという方が多いと思います。
私も朝は忙しくてプロテインだけという日が多いですが、たんぱく質は摂れても、それ以外の栄養が摂れていないのが現実です。
手軽な朝ごはんとしては、パンやコーンフレークやグラノーラなどが代表的な物ですが、糖質が邪魔をして食べられませんでした。
ですが、今回紹介した糖質60%オフグラノーラと、豆乳グルトのセットなら、全く問題なく朝から健康的な食事を楽しめますね。
手軽に食べられて、栄養価も高く、噛み応えがあって腹持ちもいい。
糖質制限の強い味方になってくれるかもしれませんね。