前回の記事で、唐揚げの糖質の原因は、『衣』の厚さだといことがわかりましたよね。
詳しくはこちら
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みんな大好き『鶏の唐揚げ』を低糖質に仕上げるには?各メーカー比較編
目次
一般的な唐揚げレシピ
一般的な唐揚げの作り方としては、市販の唐揚げ粉を付けて揚げたり、鶏肉に醤油、砂糖、酒、みりんなどで下味を付け、それを小麦粉や片栗粉にまぶして油で揚げるというものですが、普通に作ったんじゃ糖質は抑えられません。
唐揚げ粉にしても、糖質でできた粉みたいなものですので、当然使えません。
そこで、小麦粉や片栗粉に代わる、サクサクの元となる食材を挙げていきますね。
おからパウダーで唐揚げ
ネットで、『唐揚げ 低糖質 レシピ』などと検索した場合、非常に多く挙がってくるものに、『おからパウダー』を衣に使ったレシピがあります。
おから とは、大豆を煮出して豆乳を絞り出した時に出る『搾りカス』のようなもので、それを乾燥させ、粉上にしたものが、おからパウダーです。
主に小麦粉の代用品として広く使われ、低糖質、低カロリーなお菓子の原料として有名ですね。
もちろん、糖質はほぼゼロですので、唐揚げに使った場合も、下味の調味料の糖質だけで完成し、超低糖質な唐揚げを作ることができます。
私も何度か『おからパウダー』で唐揚げを揚げてみました。
衣で糖質をカットできたぶん、下味はしっかり付けることができますので、美味しくはありましたが・・・
問題だったのは、サクサク感です。
水分を吸ってしまいやすいのか、カラッと揚がらず、唐揚げの醍醐味であるサクサク感は出せませんでしたね。
高野豆腐パウダーで唐揚げ
他には、高野豆腐(乾燥)をすりおろしてパウダー状にしてたものを使ってみたこともあります。
高野豆腐とは、豆腐を凍らせ、熟成させ、乾燥させた保存食品です。
また、豆腐に含まれる良質な植物性タンパク質や脂質、ミネラル、ビタミンなどの栄養成分がギュッと凝縮されていますので、通常のの豆腐よりもさらに栄養価がアップしています。
しかも、ほぼ糖質ゼロのようなものです。
ですが、なかなか上手くいかないもので、これもサクサク感が出てくれませんでした。
冷めてから食べると限定すれば問題はなさそうなんですが、やはり揚げたてで食べるのが揚げ物の醍醐味ですよね。
ふすまパンミックスで唐揚げ
パンって、小麦粉から作られますよね?
だったら、低糖質なふすま粉だったらどうだろう?
私はそんな安易な考えから、ふすまパンミックスで唐揚げを揚げたこともあります。
サクサク感は上々だったと思いますが、ふすま粉の味(くせ)が強すぎて、食えたもんじゃなかったです・・・
ふすまパンミックスの正しい使い方については、こちら
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糖質制限にはお金がかかる。ブランパン、ふすまパンは買うな!自分で焼け!
ふすまパンミックスを、より経済的により低糖質に使う焼き方を授けます!
『パン』だけじゃない! 『ふすま』『ブラン』の近い道。ローソンで買える超低糖質バームクーヘンを紹介します!
からだシフトがまたやったよ!糖質コントロールお好み焼き粉
そんなこんなで納得のいく低糖質唐揚げを実現できないでいた私のもとに、舞い降りた商品・・・
からだシフト がまたやってくれました。
ソースがなくなったので、近所のドラッグストアに買い物に行ったときのことです。
ドロッとしたお好みソース。糖質制限中でもOKです!からだシフトで、体をシフト?
この私の愛用ソースの近くに、なんとこれが並んでいたのです・・・
糖質オフのソースに、糖質オフのお好み焼き粉・・・
よしっ!今日はお好み焼きだ!
とは、私はなりませんでした。
この粉で唐揚げを揚げてみよう!
と思ったわけです。
サクサク低糖質唐揚げレシピ
鶏もも肉を一口大にカットし、下味を付けます。
醤油少々、糖質オフの日本酒少々、チューブ生姜少々を染み込ませます。
ここは、みなさんのお好みの味付けがあるでしょうから、流しておいて下さい。
私は唐揚げにはレモンを多めに絞るタイプですので、下味にはそこまでこだわりはないんです。
お好み焼き粉を使う分だけ出します。
成分表に、だし粉末、魚節粉末、昆布粉末などもありますね。
いい出汁も入ってそうで、味にも期待できますね♪
これで、約30g ですので、糖質量は 10g弱 くらいですね。
これだけあれば、300g(もも肉一枚)くらいは十分でした。
油に投入します。
いい音♪、いい色ですね。
完成しました!
ですが、ここまでなら、おからパウダーや高野豆腐パウダーも似たような感じです。
問題なのはサクサク感です・・・
では、食べてみますね・・・
サックサクです!
ついにやりました!
かなりアバウトになってしまいますが、糖質量としては、5g/100g は切れているはずです。
実際は、おからパウダーや高野豆腐の方が糖質量は少なくなりますが、確実にこっちの方が食感、味共に勝っていますね。
その他の低糖質小麦粉、お好み焼き粉
実は、類似商品は他にもあるんですね。
手に入りやすさで言えば、からだシフト のお好み焼き粉のように思いますが、その他の商品も紹介しておきますね。
日清 糖質50%オフ お好み焼き粉
ぶっちゃけ、からだシフトのお好み焼き粉よりも、こちらの方が糖質は少ないです。
しかも、唐揚げにも完璧に使える優れものですね。
ですが、スーパーなどでは見たことないんですよね・・・
私は、基本的にはネットで定期的に購入しています。
日清 糖質30%オフ お菓子・料理用ミックス
このような商品もありますが、30%オフじゃ、イマイチ魅力が薄いですね。
繊細な味や食感が求められるお菓子などに使えば、30%オフがギリギリの線なのかもしれませんが、ちょっとした料理に使うなら、50%オフのお好み焼き粉との違いは、味覚音痴?な私には分かららないレベルですかね。
だったら、少しでも糖質が少ないものを使おうってところです。
からだシフト 糖質コントロールシリーズ 記事一覧
スーパーでもドラッグストアなどでもお求めやすく、多方面に展開する『からだシフト 糖質コントロール』シリーズには、糖質制限にピッタリの商品がたくさん発売されています。
このブログでも多数紹介していますので、人気商品の一部の記事を挙げておきますね。
レトルト牛丼を上手に活用!からだシフト・糖質コントロールシリーズで満腹に!
スムージーって響きはいいけど・・・ 糖質制限的には? これならイケる!ファンケル 糖質コントロール・スムージー
ドロッとしたお好みソース。糖質制限中でもOKです!からだシフトで、体をシフト?
まとめ
今回は私は、低糖質唐揚げの材料として『お好み焼き粉』を紹介しましたが、これは一つの使用例です。
普通にたこ焼きやお好み焼きに使ってもいいでしょうし、天ぷらなんかにも使えると思います。
私と違って、料理がお得意な方でしたら、もっと色々な低糖質メニューの材料になってくれることでしょう。
さらには、どの商品も糖質を抑える代わりに食物繊維が豊富に含まれていることも嬉しい点ですね。
是非、皆様も様々なメニューに使用して、糖質制限中の食事をより豊かなものにしていきましょう。