筋トレとセットで考えられる糖質制限ダイエットですが、筋肉を維持、発達させるのに必要不可欠な栄養成分と言えば、まずたんぱく質が挙げられますね。
肉、魚、卵などに豊富に含まれるたんぱく質ですが、忙しい時や外出中、食欲がない時など、十分に摂取することは、なかなか難しいものです。
というわけで、今回はお菓子感覚で手軽に食べられ、携帯にも便利なプロテインバーを紹介します。
目次
国産のプロテインバーは糖質がたっぷりの事実
今の時代、プロテインバーはコンビニに行けば少なくとも5種類くらいもの商品が置いてあるほどメジャーな商品となっていますね。
ドラッグストアや大きなスーパーに至っては、10種類以上の商品があるのが当たり前になっており、
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という感じですよね。
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商品棚に数多く並ぶプロテインバーの栄養成分を見ればわかる話ですが、国内メーカーのプロテインバーのほとんどが、糖質制限的には完全にアウトです。
お菓子としては美味しく仕上がっている商品もありますが、多くの商品が糖質は 15g ~20g/1本 と多く、糖質制限中には厳しいものばかりです。
大塚製薬の『SOY JOY』など、数字的には糖質量が少ない商品もありはしますが、ただ単に容量が少ないだけで、たんぱく質の含有量も少ないので、実際に何のために食べているのかわからないという感じになってしまいます。
少し前までは、実際に、糖質制限の大前提である、高たんぱく低糖質という基準を満たすプロテインバーをコンビニや普通のスーパーで見つけるのは至難の業でした。
高たんぱく低糖質のプロテインバーといえば、決して美味しいとは言えない外国産のプロテインバーしかなかったものです。
ですが・・・・
そろそろ時代が追い付いてきたようですよ!
では、今回は糖質制限に取り組む皆さんでも、低糖質に、美味しく、たんぱく質を摂取することができるプロテインバーを紹介します。
『ファミマでライザップ』プロテインバー
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このブログでも多くのシリーズ商品を紹介していますが、糖質制限を推奨するプライベートジム、ライザップとコンビニ・ファミリーマートのコラボ商品『ファミマでライザップ』からのプロテインバーです。
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商品パッケージには、『プロテインバー』ではなく、『ダイエットサポートバー』と書かれていますね。
チョコレート味、ホワイトチョコレート味、ストロベリー味と三種類あり、どれも、高たんぱく、低糖質を押し出しています。
では、それぞれの高たんぱくぶり、低糖質ぶりを見せてもらいましょうか。
『ファミマでライザップ』ダイエットサポートバー チョコレート味 栄養成分、原材料
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144kcal たんぱく質 10.1g 脂質 8.0g 炭水化物 9.1g
炭水化物 9.1g(糖質 8.3g 食物繊維 0.8g)
糖質 8.3g ・・・
たんぱく質も 10.1g 程度で、自信満々で高たんぱくと言えるでしょうか・・・?
栄養成分としては・・・
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糖質を抑える常套手段ですが、小麦に加えて、大豆も使用していますね。
おや、砂糖だけでなく、エリスリトールも使われています!
これは、もう一度栄養成分表示を確認する必要がありますね。
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やっぱり書いてありましたね。
赤丸で囲んだ部分ですが、
エリスリトールを除く糖質量 7.1g
何度も出てきていますが、エリスリトールとは・・・
血糖値を全く上昇させず、インスリンの分泌を誘導しない糖アルコールで、カロリーはほとんどない。
という成分ですので、低糖質商品の甘味付けに広く使われています。
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というわけで、エリスリトールを除く糖質量 7.1g ということから、8.3g のうちの、1.2g はエリスリトールに由来する糖質だということになりますね。
果たして、この 7.1g という糖質量が多いのか少ないのかは、食べてから判断するとして、まずは、他の味の商品を見ていきましょう。
『ファミマでライザップ』ダイエットサポートバー ホワイトチョコレート味 栄養成分、原材料
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153kcal たんぱく質 9.7g 脂質 10.0g 炭水化物 7.7g
炭水化物 7.7g(糖質 7.4g 食物繊維 0.3g)
ですが、エリスリトールが使われていますので、
正味糖質量は・・・
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6.3g になっていいます。
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成分的には、チョコレート味と大きな違いはありませんね。
続きまして・・・
『ファミマでライザップ』ダイエットサポートバー ストロベリー味 栄養成分、原材料
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150kcal たんぱく質 9.5g 脂質 9.8g 炭水化物 7.7g
炭水化物 7.7g(糖質 7.4g 食物繊維 0.3g)
こちらも、エリスリトールの分を差し引いて・・・
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糖質量は、6.2g になっています。
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原材料は、フレーバーが違うだけで、これもまた同じような感じですね。
では、これらのプロテインバーの糖質量が多いか少ないか、実際に食べてみて判断しましょう。
『ファミマでライザップ』ダイエットサポートバー 実食・レビュー
まずは、チョコレート味からいただきます。
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たんぱく質 10.1g 正味糖質量(エリスリトールを差し引いた糖質量)7.1g
あっさりした甘味というか、薄くて味気ない甘みというか・・・
って感じですかね。
プロテインバーとしては美味しい部類でしょうが、チョコレートとして楽しむには若干厳しいですね。
続いて、ホワイトチョコレート味は・・・
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たんぱく質 9.7g 正味糖質量 6.3g
あっ・・・
これは口に入れた瞬間にわかりました・・・・。
すぐさま、ホワイトチョコの風味が口の中に広がります。
優しい甘さもちょうどよく、プロテインバーとしても、お菓子としてもしっかり満足できるレベルに仕上がっています。
最後にストロベリー味は・・・
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たんぱく質 9.5g 正味糖質量 6.2g
こちらも苺っぽいさわやかな風味はいい感じなのですが・・・
ちょっと人工的な感じが強いように思いますね。
ホワイトチョコと比較すると、ちょっとレベルが落ちてしまいますかね。
ではここで、私の好みだけでなく、SNSでの評判も見ておきましょう。
SNS での評判は?
味の評判は上々のようですね。
フレーバーはストロベリーが人気のようです。
また、『プロテインバー』としてたんぱく質摂取を意識して食べるというよりも、低カロリー、低糖質なおやつという感覚で食べらている方が多いようですね。
まとめ
今回は全3種類食べてみましたが、このレベルの美味しさなら、6~7g の糖質量は素晴らしい数字だと思いました。
好みにもよるのでしょうが、私はホワイトチョコレートが最高に美味しかったですね。
通常の低糖質チョコレートって、ほぼ確実に口溶けが悪いという欠点があるのですが、それを感じさせない美味しさでした。
無印良品の低糖質ホワイトチョコも目茶苦茶美味しいので、もしかしたら低糖質に製造する場合は、普通のチョコよりホワイトチョコの方が相性がいいのかもしれませんね。
成分的に欲を言えば、もう少したんぱく質が多いと嬉しいところですけどね。
まぁ、お値段 194円(税込)で、コンビニ(ファミマ)で楽に手に入ると思えば、かなり優秀な低糖質商品だと思います。
みなさんもファミマに寄った際には、是非一度お試しください。