朝は、スムージーを作って飲んでいます。
この人なんか、言いそうですね・・・。
ダイニングテーブルの上には山盛りのフルーツが盛られたカゴが置いてあるんでしょうね。
近年の健康ブームに乗って、大人気のとなった『スムージー』ですが、青汁ならとにかく、甘い果物を贅沢に使ったスムージーなんて、糖質制限的には絶対無理だと思いますよね?
というか、その前に、スムージーってどういうものかご存知でしょうか?
野菜ジュース、フルーツジュースとの違いを説明できますか?
というわけで、今回は、『スムージー』についてのお話と、糖質制限中でも飲める、『低糖質スムージー』を紹介します。
実はあるんですよ。
糖質制限中でも飲めるスムージーが・・・
目次
『スムージー』とは? 野菜ジュース、フルーツジュースとの違いは?
まず、『スムージー』の作り方ですが、お好みの果物、野菜を組み合わせ、氷と一緒にミキサーでかき混ぜて液体状にするだけという、とても簡単なものです。
固形の野菜や果物よりも液体状の方が『スムーズに摂取できる』という理由から、『スムージー』と呼ばれるようになったそうです。
これだけでは、まだ野菜ジュースやフルーツジュースと同じだろ?
ってなりますが、最大の違いとして、
野菜ジュース、フルーツジュースが、果肉(可食部)の果汁だけを搾り出して作られるのに対して、
スムージーは、皮や種など、通常食べない部分も含めて、丸ごとミキサーに入れちゃうんです。
スムージーのメリット
よく、果物の皮や種には、食物繊維などの貴重な栄養が詰まっているって言いますよね。
スムージーとは、その栄養まで根こそぎ身体に入れてしまえという欲張りな飲み物というわけです。
スムージーのデメリット
ですが、皮や種って、渋味、えぐ味があったりしますよね。
正直、かなりのクセがあります。
そこで、味を調整するために、様々な物を投入する場合もあります。
水なら糖質的には加算されませんが、シロップを加えたり、牛乳を加えたりすれば、最終的には膨大な糖質量になってしまいます。
やはり糖質制限的には厳しいですよね・・・
また、糖質が少ない食材ばかりを選んでスムージーにしたとしても・・・
だったら、青汁飲んでけ!
って話ですね。
さらには、スムージーは種などの細かく固い物も飲みやすくなるように砕かなければならないので、ミキサーもかなり性能のいい高価なものが必要になってきます。
『毎朝、家でスムージーを作って飲んでます!』
と言えば、かっこいいですが、なかなか大変なことなんです。
では、次に市販されている代表的なスムージーの栄養成分を見てみましょう。
カゴメ 野菜生活 スムージー
野菜ジュースのイメージが圧倒的に強い『野菜生活』ですが、スムージーもあるんです。
では、肝心の栄養成分を見てみましょう。
あらあら・・・
135kcal/1本(330㎖)ということで、カロリー的にはまずまずですが、思いっきり糖質の塊ですね。
糖質 31.1g 糖類 27.8g / 糖質 35.6g 糖類 32.0g
ということから、多少の甘味料が使われていることがわかりますね。
これは、渋味やエグ味を消すためのものでしょうかね。
まぁ、糖質制限に取り組む私たちには、到底手が出ない飲み物ですね。
では、スムージーと野菜ジュースの比較のために、同じ『カゴメ 野菜生活』の栄養成分も見てみましょう。
『カゴメ 野菜生活』スムージーと野菜ジュースの比較
カゴメの野菜ジュースを二種類用意しました。
では、早速成分を見てみましょう。
使用された食材、野菜汁と果汁の割合が異なりますので、糖質の比較はできませんが、食物繊維量の差は、皮や種まで入ったスムージーの方が豊富だと言ってもいいくらいの差は出ていますね。
では、あまり参考にならない比較で失礼しましたが、今回の本題に入ります!
お待たせしました!
FANCL からだシフト 『糖質コントロールスムージー』
お馴染み、からだシフト・糖質コントロールシリーズから、糖質50%オフのスムージーが発売されています!
『FANCL』(ファンケル)とのコラボ商品のようです。
『カロリミット』などの健康食品、化粧品で有名な大手メーカーさんということで、安心できますね。
約5g/コップ1杯(180㎖) の糖質量 です。
微妙ですね・・・
先ほどの『野菜生活 スムージー』と比較すれば、1/3以下の糖質量ではありますが・・・
これが、エクレアやシュークリームなどのスイーツなら大歓迎ですが、飲み物でこの数値では何とも言えないところです・・・
続いて、期待を込めて成分表示を見てみましょう。
カロリーについては、まずまずですが、スムージーの利点である食物繊維量はたいしたことないですね・・・
確かに、さほど糖質が多くない食材が使われていますね。
あとは、香料、甘味料を使って、カロリー、糖質を抑えた感じですかね。
まぁ、このくいらいの糖質(約5g)なら、朝、昼の活動量が多い時間帯なら飲んでも問題はないでしょう。
色的には、体に良さそうと言えば良さそうですが、悪そうと言えば悪そうで、何とも言えない色ですね。
粘度はやや強く、濃厚な味わいです。
甘味も十分にあり、普通に飲みやすく美味しく飲めます。
これでこの糖質なら、まずまずでしょうかね。
まとめ
あなたは、このスムージーを飲もうと思いますか?
私なら、ぶっちゃけ飲みません。
私の限られた糖質摂取量の中に、このスムージーが入り込む余地はないですね。
糖質5g もあれば、もっと食べたいものはたくさんあります。
こんな物や、
糖質制限中のご褒美!森永 低糖質プリン はまること間違いなし!
こんな物まで、食べれちゃいますから。
たしかに、自分の好みや栄養素から食材を選び、スムージーを自作することは楽しいかもしれませんが、糖質制限中は控えた方がいいですね。
スムージーを飲むくらいなら、味は我慢して青汁を飲むか、マルチビタミンなどのサプリメントで補いましょう。
では、今回は私的にはハズレな商品でしたが、『からだシフトの糖質コントロールシリーズ』には、他にも優秀な商品がたくさんありますので、今後、どんどん紹介していきますね。