糖質制限中のおでんについては、おでんの具材の糖質量やコンビニおでんについてお話してきましたが、今回は私が長年作ってきている『低糖質具材だけ』のおでんを紹介します。
また、コンビニおでんが安いもので一品80円~と考えたうえで、自分で作った場合のコスパについても触れていきたいと思います。
目次
おでんの低糖質具材 その1 厚揚げ
ちょうどコンビニおでんと同じくらいのサイズの三角厚揚げです。
食べ応えがあって満足できますよね。
約80g/1個 ですので、糖質量は 0.72g くらいになりますかね。
コスパに関しては、4個入りで100円くらいですので、25円/1個 になり、80円/1個 のセブンイレブンと比較すれば、もちろん圧勝です!
おでんの低糖質具材 その2 がんもどき
続いて、しっかり味が染み込んで、美味しいがんもどきにいきます。
大豆由来の食物性たんぱく質と同時に、食物繊維も摂れちゃいます。
こちらの若干糖質量が多い方を見てみましょう。
約60g/1個 ですので、糖質量はざっくり、 0.84g/1個 になります。
コスパの方は、2個入り/1袋 で、どちらの商品も100円くらいです。
セブンイレブンだと、がんもどきは、100円/1個 ですので、家で作れば半額になりますね。
おでんの低糖質具材 その3 白滝、糸こんにゃく
成分表示を見て、まず『えっ!』ってなりませんでしたか?
炭水化物って、4kcal/g だったはずですよね・・・
だったら、
4kcal × 3g =12kcal
ってなりますよね・・・???
実は、未だに食物繊維の熱量(カロリー)については、確実なデータが取れていないため、エネルギー係数(脂質は、9kcal/g たんぱく質は、4kcal/g 糖質 4kcal/g のような基準値)が確定されていない部分があります。
食物繊維そのものは、胃や小腸では消化されずに、そのまま通過します。
ですが、次の消化器官である大腸では、腸内細菌による発酵を受けて吸収され、エネルギーに変換されるものもあるそうです。
そして、摂取した食物繊維が大腸で100%発酵・分解された場合の熱量(カロリー)は、2kcal/g に相当するそうです。
よく、成分表から逆算してカロリーを計算しようとしても、計算が合わないことってありますよね。
そんな時って、食物繊維のエネルギー係数が明記されていないため、正確に計算が合わなくなっているということです。
難しい話が長くなってしまいましたが、
6kcal/100g で、炭水化物が、3g と考えられ、
炭水化物のうちのほぼ全ての3gが食物繊維で、
2kcal × 3g = 6kcal
という成分内訳だと予測できます。
つまり、糖質はゼロと考えて問題ないでしょう。
コスパ的には、6個入り/1袋 で、100円になります。
サイズ的にもコンビニの白滝(80円/1個)と変わりはありませんので、かなり優秀なコスパですね♪
おでんの低糖質具材 その4 ゆでたまご
ご存知の通り、たまごの糖質は、ゼロに近いですよね。
厳密に言えば、Mサイズのたまごで、糖質量は、0.2g/1個 です。
栄養価も高く、積極的に食べたい具材ですね。
おでんの低糖質具材 その5 ウィンナー
続きまして、みんな大好きウィンナーです!
0.8g/100g(5本くらい)で、ほぼ糖質ゼロと考えていいですね。
ですが、ウィンナー自体、基本的に糖質は少ないですが、商品によってそこそこの開きがありますので、商品選びには気を付けて下さいね。
サイズ的に比較は難しいですが、家で作れば、ウィンナーのコスパも上々ですね。
おでんの低糖質具材 その 6 手羽元
何か足りないと思ったら、肉が足りませんでしたね。
私は、手羽元を入れています。
素人感覚で、いい出汁が出るんじゃないかという期待と、安さですね。
ブラジル産などの安売りでは、40円/100g くらいで買えるのは嬉しいですよね。
また、煮込めば煮込むほど味が染み込み、ホロホロに柔らかくなってたまりませんね。
もちろん糖質はゼロみたいなもんです。
その他のおすすめ 低糖質おでん具材
その他には、すじ肉もいいでしょうし、ロールキャベツなんかもありですね。
ロールキャベツ(冷凍であるような小振りな物で、糖質量は、約3g/1個)
手羽元を手羽先に変えたりするのもいいですね。
こんにゃくも、白滝でなくとも、板こんにゃくでも玉でもお好みで。
煮込めばこんな感じです・・・
まだまだ、白滝もたまごも白いままですね・・・
時間を掛けて弱火でことこと煮込みましょう。
たまにつゆをかけてあげたり、具材をひっくり返したり、手間が掛かりますが、手間が掛かる子供ほどかわいいというものです。
いい感じになってきましたので、食べてみましょう。
もう少し味をしみ込ませたいところですが、美味しく頂けました。
おでんのつゆは?
出汁から取ったりなどは私にはできませんので、普通に粉末のあっさりした『うどんスープの素』や『おでんの素』を使ったり、袋に入って売っているうどんスープ(数十円)をそのまま入れたりしています。
糖質量は5gくらいは加算されますが、汁を飲むわけではありませんので、そのくらいの量は気にする必要はありませんね。
まとめ
前回の記事でお話したように、コンビニおでんは、今後少なくなっていくと思われます。
がっつり大きな鍋を使って家でおでんを作るのは、後片付けとかのことも考えると億劫になってしまいがちですが、これだけコスパがよくて、低糖質に仕上がるとなれば、やってみない手はないでしょう。
私の場合は、金曜日に仕込んで、週末はずっとおでんという週もあるくらいお世話になっています。
季節を楽しみながら糖質制限に励むということで、みなさんも一度お試しください。