『ふすまパン』『ブランパン』については、前回お話ししましたが・・・
ふすまパン、ブランパンの記事はこちら
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糖質制限にはお金がかかる。ブランパン、ふすまパンは買うな!自分で焼け!
ふすまパンミックスを、より経済的により低糖質に使う焼き方を授けます!
今回は、パンだけじゃない、その他の『ふすま粉』『ブラン』を使うことによって、低糖質に仕上げた商品を紹介します。
目次
マチカフェ ブランのバームクーヘン
なんと、糖質 6.7g/個 という、スイーツとしては驚異的な数字ですね。
正味糖質量の検証
糖アルコールのエリスリトールが糖質、カロリーに含まれているかの記載がありませんので、計算してみましょう。
4kcal/g のたんぱく質、炭水化物が、4.8g + 6.7g + 3.6g = 15.1g
なので、15.1 × 4 = 60.4kcal
脂質は、12g 含まれていますので、12 ✖ 9 = 108kcal
合わせて、168.4kcal になります。
若干、表記数値(161kcal)より多い計算になりますね。
ということは、約7kcal分は、エリスリトールの使用量で、カロリーからは省かれているということになります。
※何度も言いますが、エリスリトールとは、血糖値の上昇に全く影響を与えず、エネルギーとして体内に吸収されない甘味料の代表的な一つです。
というわけで、糖質量は1個まるまる食べても、6.7g ということで大丈夫です。
では、逆に成分から計算して出した数値が表記カロリーとぴったり合ったとすればどうなの?って話になりますよね?
その場合は、表記された糖質量の中に、エリスリトールの分量も含まれているということです。
そのため、実際に血糖値の上昇に影響を与える『糖質量』は、エリスリトールの分だけ少なく考えらるということになるわけです。
基本的に糖アルコールなどの甘味料は、同量で砂糖の数倍から数百倍の甘みを持つ成分ですので、大した差にはならないでしょうが、糖質摂取量を管理することが最重要課題である『糖質制限ダイエット』においての知識としてお伝えさせてもらいました。
実食 レビュー
樹齢何年ほどでしょうか・・・?
しっかりと年輪が刻まれていますね。
触った感覚、千切った時の感触に若干の違和感がありますが、食べてみましょう。
バームクーヘン特有の香ばしさはいい感じですが、足りないのもがいくらかあるような・・・
まず、しっとり感がありません。
さらには、食物繊維が豊富な『ふすま』だけあって、ボソボソ感が強く残ります。
咬めば噛むほど香ばしい香りは広がるのですが、同じくらいのスピードで喉が渇いてきます。
マラソンの給水ポイントで提供したらクレーム殺到でしょう。
ですが、贅沢は言ってられません。
本来のバームクーヘンと比較すれば、味が落ちてしまうというだけで、決して不味いわけではありませんし、糖質を気にせずにこれが食べられると思えば、幸せなことです!
ただし、コーヒーくらいは準備しておきましょうね・・・
Q - どこで買えるの? A - ローソンでよく見かけます-
田舎暮らしの私は、今のところ、ローソンでしか見たことはありませんね。
ローソンは、中途半端な糖質量の商品も多いですが、『ロカボシリーズ』に非常に力を入れており、我々の強い味方となるコンビニです。
お時間のある時にでも、ゆっくり店内を一周してみて下さい。
新しい出会いがあるかもしれませんよ。
食物繊維が多い食品の難点
最後になりますが、今回のバームクーヘンのレビューにおいて、ボソボソする、喉が渇くなどの難点を挙げましたが、これは食物繊維が最大の原因です。
糖質を抑えるためには、食物繊維が多用されることが多く、低糖質商品に広く見られる食感の特徴です。
それが全く苦手でない人は問題ありませんが、そうでない人は、自分なりに工夫してみましょう。
食物繊維ではありませんが、パサパサの鳥の胸肉ばかり食べている減量期のボディビルダーの方なんかは、オクラのような粘り気がある食材を同時に食べることで、パサパサを解消することがあると聞きます。
また、ゆで卵は柔らかく茹でるなどの工夫もするそうです。
私は、ボソボソ感が強いふすまパンを食べる時は、決まってヨーグルトと一緒に食べるように工夫しています。
超低糖質ヨーグルト 豆乳グルト
もちろん、低糖質ヨーグルトの豆乳グルトですよ!
以前紹介した時から、パッケージが新しくなっていましたので、もう一度、紹介しておきますね。
記事はこちら
リピーターになること、間違いなし!糖質制限中も食べれるヨーグルト、その名も、豆乳グルト
では、また次回・・・