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たんぱく質摂取の重要性
糖質制限とは、大雑把に言えば、糖質を控え、脂質、たんぱく質をしっかり摂る食事法を指すというのは、ご存知の通りですね。
また、意図的に体内の糖質を枯渇させ(使い切り)、体脂肪を分解してエネルギー源とする代謝回路(ケトン体回路)を起動させるダイエット法を糖質制限ダイエット、ケトジェニックダイエットと言います。
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糖質はエネルギー源にしかならず、余った分は体脂肪として蓄積されるだけですが、その一方で、脂質、たんぱく質は身体を構成するための貴重な原料となる、欠かせない栄養成分なのです。
脂質は、ホルモンや細胞膜、核膜を構成したり、皮下脂肪として、臓器を保護するという重要な役割があります。
たんぱく質は、筋肉や骨、歯、皮膚、血管、内蔵、髪の毛などのを構成するための貴重な原料となります。
そして、それらの身体の部位は常に代謝を繰り返していますので、毎日新しい原料を必要とするのです。
たんぱく質の場合ですと、健康的に身体を維持するだけでも、1日に、体重1kgあたり1g 必要だとされています。
また、筋トレなどのトレーニングをしている人においては、筋肉の維持、発達に使われる原料としてのたんぱく質も摂取する必要があり、その量は、体重1㎏あたり1.5~2g が必要になってきます。
体重60キロの運動をしていない人で、約60g、筋トレなどの運動をしていれば、90~120g のたんぱく質の摂取が必要というわけです。
脂身のない鶏むね肉やササミで、20ℊちょっとですので、100ℊのたんぱく質を摂ろうと思えば、500ℊくらいの鶏肉を食べなければならないことになります。
卵なら1個につき、6~7ℊ、サバの塩焼きなら、一切れでだいたい20ℊくらいですね。
実際にそれだけのたんぱく質を、糖質を抑えながら摂取しようと思えば、なかなかきついものです。
そこで、プロテインの登場というわけなんです。
プロテインが飲まれる理由
近年、引き締まった太りにくい身体を作るために、ダイエットには筋トレが必要不可欠だということが世間に認知されてきていますね。
それと同時に、たんぱく質の重要性にも注目が集まってきています。
ですが、朝ごはんをしっかり食べる時間がなかったり、夜遅くに食べるのには罪悪感が生まれたりしてしまい、体重×1.5~2ℊのたんぱく質を毎日摂取することって、意外と難しかったりするんですよね。
そんな忙しい現代人に重宝されているのがプロテインなんです。
時間がなくて肉や魚を調理して食べることができない時や、食欲がない時にサラッと飲めて、しっかりたんぱく質を摂取できますからね。
また、固形状でなく粉末状、さらにはそれを溶いて液状にすることで、身体への吸収スピードも速くなりますので、筋トレ直後のたんぱく質補給に最適です。
そんな理由から、プロテインが飲まれているんですね。
糖質制限と筋トレがセットで考えれるからには・・・
糖質制限と筋トレはよくセットで考えられていますが、その一番の理由として、糖質制限によるダイエット効果のスピードが挙げられます。
正しいやり方で糖質制限ダイエットに励んだ場合、『ライザップ』や『吉川メソッド』などの糖質制限を推奨するプライベートジムのように、驚くべきスピードで効果が出ます。
体脂肪をエネルギー源とするため、みるみる脂肪が落ちていきます。
ということは、脂肪という重りがなくなっていくわけですから、当然その重り(脂肪)を支えていた筋肉も落ちていきます。
その結果、体重は減ったはいいが、たるんでしまった、だらしない身体に仕上がってしまうというわけです。
そのため、糖質制限をしながら、筋トレも並行して行い、筋肉を維持、発達させなければならないのです。
ですから、筋肉の維持、発達に必要なたんぱく質も摂取しなければなりません。
トレーニング後、すぐに肉や魚を食べるのはしんどいですよね。
そんな時、プロテインがあれば楽にたんぱく質を補給できちゃいますからね♪
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糖質制限に筋トレは必要か?セットで考えられる理由を解説します!
まとめ
ですが、プロテインにも様々種類があり、そえぞれ成分、用途が異なります。
全てを一度で書くと長くなりすぎてしまいますので、今回はこのあたりで区切って、次回に様々なプロテインのお話をしたいと思います。
糖質制限にぴったりのプロテインも紹介しますので、お見逃しなく!!!