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みんな大好き!ウィンナー!
肉や魚を主食とする糖質制限中において、自炊するということは重要なことです。
厳密に糖質を制限できますし、経済的にもかなり楽になります。
そこで今回は、調理に手間が掛からず、食事としても、お弁当のおかずとしても、おつまみとしても役に立つ『ウィンナー』について、お話していきます。
ウィンナーの糖質について
ウィンナーは低糖質食品だということは、みなさんご存知でしょうが、実は商品によっては、糖質量に意外と大きな差があるんです。
厚揚げやがんもどきなどと同様ですね。
そして、その糖質量の差は、製造工程の違いによって生まれます。
ウィンナーの主原料は豚肉や鶏肉になりますが、肉100%ならば、もちろん糖質は、ほぼゼロになりますよね。
ですが、市販されているウィンナーには、少なからず糖質が含まれています。
その正体は、増量剤や結着補助剤と呼ばれる成分です。
簡単に言えば、かさまし(量を増やすこと)に使われる『つなぎ』のことです。
ハンバーグにパン粉や小麦粉を入れたり、ちくわやかまぼこのつなぎに、小麦粉やでん粉が使われているのと同じ理屈です。
肉と小麦粉やでん粉だと、圧倒的に肉の方が原料代金は高くなりますよね。
そのため、安価な小麦粉やでん粉を混ぜ込んだり、肉に水分を染み込ませて増量したりしているのです。
つまり、最も分かりやすい基準としては、高価なウィンナーほど糖質が少なく、安物ほど糖質が多くなるというわけです。
というわけで、数種類のウィンナーの成分を見ながら、検証していきましょう。
※一部画像に、妙に安い値段が表示されていますが、私がよく使う、ディスカウントスーパーでの値段です。
『燻製屋』の糖質量は?
まず、丸大食品から、燻製屋です。
糖質量 1.4g/1袋90g
いきなりかなり優秀な数字が出てきましたね。
PFCバランス的にも、糖質制限の理想的な割合に近い数字でびっくりしました。
『香薫』の糖質量は?
プリマハムから、『香薫』です。
香る、薫る と、ダブルで同じ意味の漢字を続けて商品名にするとは、なかなかのセンスですね。
今は香りについてはどうでもいいんで、糖質量は・・・
糖質量 1.9g/1袋90g
燻製屋には負けてしまいますが、まぁまぁの数字ですね。
何より、この『香薫』は、よく安売りしているんですよ。
お得な大容量サイズもありますし、そこはポイントが高いですね。
『シャウエッセン』の糖質量は?
続いては、日本ハムから、パリッとした後の肉汁を売りにした『シャウエッセン』です。
イメージでは、高級なウィンナーという感じですが、糖質量の方は・・・
あら・・・?
意外と多くて、
糖質量 2.9g/100g
一応、比較しやすいように、90gの糖質量で統一しましょう。
すると・・・
2.9 × 0.9 = 2.61
糖質量 2.6g/90g
値段は高い割には、糖質量的にはがっかりでしたね。
歯応えのための特殊な加工にでもコストがかかってるんですかね・・・
『アルトバイエルン』の糖質量は?
続いて、伊藤ハムから『アルトバイエルン』の登場です!
この商品も高級なイメージがありますが・・・
少し見えにくくて申し訳ありませんが、糖質量は・・・
糖質量 4.4g/100g
これも、90gに計算しておきますね。
糖質量 3.96g/90g
あらあら・・・
高価なものほど糖質は少ないという私の仮説が崩れそうです・・・
『赤ウィンナー』の糖質量
続いて、伊藤ハムから、タコさんウィンナーでお馴染みの『赤ウィンナー』です。
糖質以上に添加物や着色剤が気になるところですが、糖質量は・・・
糖質量 2.6g 意外と少ないな・・・・
と思ったら、1袋53g中の糖質量でしたね・・・
成分表示には、よくあることですので、注意しましょうね。
これも、/90g に合わせておきます。
糖質量 4.4g/90g
これが、最少糖質な私のウィンナーです!
今までの商品の製造メーカーとは違って、全く聞いたことがないようなメーカーですが、糖質制限的には抜群です!
しかも、業務用スーパーで買っているので、コスパも上々です!
糖質量は・・・
糖質量 0.8g/100g
/90g にすると、
糖質量 0.72g/90g
ぶっちぎりの1位です!
ディスカウントスーパーのプライベートブランド
こちらも大手の商品ではなく、ディスカウントスーパーのプライベートブランドですが、何より安いですし、糖質的にも上々なんですよ。
もうはじめから、/90g で出しますね。
糖質量 1.35g/90g
なかなかのもんでしょ?
コンビニのウィンナー
写真などなくて申し訳ありませんが、コンビニのウィンナー、特にセブンイレブンは糖質が少ないはずですよ。
ウィンナーの糖質量による味の違いは?
糖質量のことばかりで、味はどうなんだ?ということにもなるでしょうが、私的にはそんなに違いはないように思います。
私は業務用やプライベートブランドのウィンナーばかり食べていますが、普通に美味しいですよ。
たまに、燻製屋や香薫も食べますが、違いはないと感じています。
まぁ、原材料も成分もたいした差はありませんから、当然のことですかね。
まとめ
このように、ウィンナーといっても、商品によって、糖質には差があるということです。
是非、みなさんも、懐事情と糖質と味の好みを考慮しながら、あなたにとって最高の低糖質ウィンナーを見つけて下さいね。
たいした差ではないし、好みのものを食べるという方は、それで問題ないとも思います。
ですが、糖質制限ダイエットの大前提として、糖質摂取量が少なければ少ないほどダイエット効果は上がるということだけは忘れないでいて下さいね。