以前紹介した、UHA味覚糖の『忍者めし』は、糖質制限的には惨敗の結果に終わってしまいました。
すでにご覧になって下さっている方、申し訳ありませんでした。
忍者は情報収集や暗殺の機会を伺ったりする時には、屋根裏に長時間潜んだりしますから、4kcal/g の糖質よりも、9kcal/g の脂質をエネルギー源にした方が効率がいいのでは?
と推測したのですが、見事に外れてしまいました。
まぁ、税金(年貢)をお米で納めるような時代に、糖質制限という概念があるわけありませんよね・・・。
ということで、今回は『忍者めし』のリベンジを果たすべく、こちらの商品を紹介したいと思います。
目次
UHA味覚糖『狩人めし』~ハンターたちの携帯食料~
こちらもコンビニなどのお菓子(キャンディー、グミ、ラムネコーナー)でよく見かける『狩人めし』です!
まずは、なぜ私が『狩人めし』を糖質制限と結びつけたか、その理由をお話します。
遥か昔、農耕が始まる前には、人類は狩猟民族として動物を狩って、その肉を食べて生活していました。
主食となる物は捕らえた動物の肉(たんぱく質、脂質)でした。
糖質は、自生している植物から得られる木の実や果実などから、わずかに摂取する程度だったと言われています。
それでも、一日中獲物を追って走り回り、狩りに精を出していたのです。
ということは、狩人は脂質をエネルギー源とするゴリゴリの糖質制限主義者だったと考えられます。
という事実から、私は『狩人めし』を、低糖質商品だと推測したのです。
では、『狩人めし』の栄養成分を見ていきましょう。
『狩人めし』の栄養成分表
ちょっとガチャガチャしすぎていますが、なかなかかっこいいですね。
ワシントン条約(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)に余裕で引っかかるレベルのコスチュームです。
では、肝心の栄養成分は・・・
お願いします!
今回こそは・・・
糖質(炭水化物) 16.1g/1袋(20g)・・・・・・
申し訳ありません・・・。
『忍者めし』に続いて、再び同じ失敗を繰り返してしまいました・・・。
『狩人めし』は、糖質の塊のようなお菓子です。
朝から晩まで獲物を追って走り回るエネルギーを糖質から摂っているという解釈で作られたお菓子のようですね。
原材料を見てみても、砂糖、ぶどう糖、はちみつなど、糖質ばかりですもんね。
また、高いエネルギー効率を実現するために、よく栄養ドリンクやエナジードリンクにも配合されている『ローヤルゼリー』が使われていますね。
ここで、簡単にローヤルゼリーについて、Wikipedia の言葉を借りて解説しておきますね。
ローヤルゼリーとは?
ローヤルゼリー
ローヤルゼリー とは、ミツバチの若い働き蜂が花粉や蜂蜜を食べ、体内で分解・合成して分泌する乳白色のクリーム状の物質である。
そして、女王蜂となる幼虫や、成虫となった女王蜂に給餌される食物である。
女王バチが働きバチに比べ長寿で体も大きくなるのはこの特別食(ローヤルゼリー)のおかげである。
たんぱく質が多いほか、果糖やブドウ糖、脂肪、ビタミン、ミネラルなどが広く含まれる。
その栄養価の高さから、ローヤルゼリーを食べて成虫となった女王蜂を働き蜂と比較すると、体の大きさは2〜3倍、寿命は30〜40倍になり、卵を産むことができない働き蜂に対して、女王蜂は毎日約1,500個もの卵を産み続けることができるなど、特徴や能力が大きく異なる。
画像中央に、一匹だけ明らかにでっかい蜂がいますね。
これが女王蜂です。
このようなローヤルゼリーの驚くべき栄養価の高さから、健康食品やサプリメントなどに広く使用されている成分なのです。
しかし、そんなローヤルゼリーが含まれているとは言っても、16.1g/1袋(20g)という糖質量は見逃すわけにはいかない数字ですね・・・。
まとめ
結局『忍者めし』のリベンジは果たすことができず、『狩人めし』も糖質制限的には惨敗してしまいました・・・。
ですが、この『狩人めし』も、『忍者めし』同様に、脂質はゼロで低カロリーです。
味もエナジードリンクっぽくて、元気が出るような気がしますし、とても美味しいですよ。
丸一日くらいかけて一粒、二粒ずつ食べるくらいなら、糖質制限中でも食べられる携帯食品だと思います。
コンビニでよく見かけてきになってたんでよな~。
という方は、是非一度お試しください。